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2020年07月22日

尚寧王と家康・秀忠

琉球国中山王尚寧の駿府・江戸
1609年、琉球王国は薩摩の侵攻を受け、国王尚寧は2年5か月ほどを国外(日本)で過ごすことになります。
1610年5月薩摩藩主家久に伴われ市来港をたち、8月に駿府城で大御所家康に会います。家康は宴をはり、7才の頼宣と6才の頼房に能を舞わせて尚寧王をもてなしました。28日江戸城で将軍秀忠に会います。秀忠31才、尚寧46才。諸大名が並ぶなか、尚寧王は皮弁冠服の正装で臨みます。
徳川幕府はそれまで朝鮮とオランダの使節を受け入れましたが、堂々の礼を備えた異国の王自らの入見は初めてで、将軍家の政治的効果は絶大だったといわれています。
1611年10月24日、帰国した尚寧王は駿府と江戸に使いを送り、在府中の厚遇に謝意を表したようです。
尚寧王と家康・秀忠
尚寧王が改修した浦添ようどれ。今年は尚寧王没400年にあたります。

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Posted by 特定非営利活動(NPO)法人うらおそい歴史ガイド友の会 at 14:00│Comments(0)つぶやき
 
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