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国指定史跡 浦添城跡

浦添グスクは、首里城以前の中山(ちゅうざん)王城として知られています。

 発掘調査から、14 世紀頃の浦添グスクは、高麗系瓦ぶきの正殿を中心に、堀や石積み城壁で囲まれた巨大なグスクで、周辺には王陵・寺院・大きな池・有力者の屋敷・集落などがあったと考えられています。

のちの王都首里の原形がここでできあがっていたようです。

浦添城(グスク)について 王都が首里に移された後、浦添グスクは荒廃しますが、1524 年頃から1609 年の薩摩藩の侵攻までは浦添家の居館となりました。

 去る沖縄戦では、日米両軍の激しい戦闘により、戦前まで残っていた城壁も大部分が破壊されました。

これまでの発掘調査では、石積み城壁の基礎や、敷石遺構、建物跡などが良好に残っていることが確認されています。


 1989年、国指定史跡となり、史跡浦添城跡復元整備事業を進めているところです。



数十年後には世界遺産に追加登録されることが期待されます。




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Posted by 特定非営利活動(NPO)法人うらおそい歴史ガイド友の会 at 14:08│Comments(0)浦添グスクようどれ とは
 
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